断捨離って色々な意味で生活に良い刺激を与えてくれるということで私たち夫婦が実際に取り組んでみました。
実際にやってみないと実感できないことや思っていた効果が得られたのか。
本記事では夫婦で定期的に断捨離をしてみて感じるメリット・デメリットを共有します。
断捨離ってモノを減らせば良いんじゃないの?最近、部屋にモノがあふれているからやろうかな?
何だかんだと断捨離を始めて、4年ほど過ぎようとしています。少しずつ理想の暮らしへと近づいていると感じます。断捨離には良いことが多いので今回お伝えできればと思います。
- 断捨離についての理解できる
- 断捨離のメリット・デメリットを知ることができる
- 自分は断捨離が効果的な人なのか、不要な人なのかを判断できる
- 断捨離をおこなう際の4つのポイントを理解できる
断捨離とは?
断捨離とは、不要なモノを捨てるだけでなく、モノにとらわれずに生きる考え方そのものを指します。
断捨離は片付け論の一つであり、ヨガの「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方に基づきやましたひでこさんが提唱されました。
不要なモノを断つ、捨てる、離れる(執着しない)という考え方のもと、十分なモノで暮らすことが断捨離の本当のあり方と言えるでしょう。
ですから、断捨離はただ不要なモノを処分して減らしていけば良いという訳ではないんです。
これらのことを理解した上で、私たちは半信半疑で断捨離を始めました。
進めていくうちに自分たちが持っているモノの多さに愕然としながらも、多くの気付きが得られてきました。
次のメリットでもあげられることが続けていて感じることです。
断捨離のメリット
- 心地良いライフスタイルが手に入る
- 掃除や片付けが楽になる
- モノを管理する労力が減る
- 時間が増える
- お金に余裕が生まれる
- 自分の価値観を再認識できる
- 思考がスッキリする
- 大切な事に集中できる
心地良いライフスタイルが手に入る
はじめうちは、心地良さなんて全くありません。
モノが減り始めてから感じることができました。
部屋にモノが多い場合、生活する場所を圧迫し「片付けなきゃ」とか「掃除しなきゃ」と義務感が生まれていました。
「やりたくないのに、やらなければならない」とテンションが下がります。
そういった義務感から解放されてくると肩の荷が下りたように楽になっていきました。
掃除や片付けが楽になる
無駄なモノが減るにつれ、「床にモノを置きたくない」とか「ゴミが目に付く」といった感情が出てきます。
モノが少なければ、もちろん散らかりにくい部屋になりますし、工夫しようとします。
そもそも掃除が面倒と感じるのは、モノを片付けたり、モノをどかしたりして掃除機をかけるのが面倒だからではないでしょうか。
散らかるモノがなければ、床に落ちているモノはチリやホコリだけなので掃除が簡単になります。
わざわざ重たい掃除機を出してこなくても、クイックルワイパーやほうきなどで楽に掃除が可能です。
モノを管理する労力が減る
モノが多ければ、そのぶん管理する手間があることに気付きました。
そもそも無ければ探し物や、整理しるには労力がありません。
不要なモノを処分し、量を減らすだけで管理する労力が減ることを押さえておきましょう。
その労力を別のことに有効に使えるようになったら生活が楽しくなりますよ!
時間が増える
多くのモノを管理するには時間も必要です。
特に、洗剤や調味料などは管理しきれないので一本化して減らしていきました。
洗剤は多用途のモノを半年に1度購入するだけに。
調味料は掛け合わせで作るように。
モノ自体が少なければ労力と共に時間も有効に使えますし、代用したり、工夫するので楽しい!
何でも100均に行って揃うから買えば良いとかは論外です。
お金に余裕が生まれる
モノが多い人は無意識にお金を使っているので、お金に困っている人が多い傾向があります。
貯金できないと言っている人に限って100均で大量買いしていたり、サブスクにお金を垂れ流していたり。
ストレス発散に買い物をする人や、爆買いが趣味な人ほど時間とお金の無駄遣いをしているようです。
断捨離がきっかけで自分のお金の使い方に疑問を持ち、お金の使い方を改めることで無駄遣いは確実にらすことが可能です。
自分の価値観を再認識できる
断捨離を行っていると、自分が買ったモノと嫌でも向き合うことになります。
「なんでこんなモノ買ったんだろう」「本当に必要だったのか」など何かしら感じます。
私の場合だとモノを買うことでストレス発散をしていたことが分かりました。
だから、モノを買っても心が満たされません。
心を満たすのはモノではないことに35歳で初めて気が付くことができました。
それからは「価値観」が変わりました。
無駄なモノは手ばなし、必要なモノで賢く楽しく暮らすことを心がけるようになりました。
今後は、定期的なライフスタイルの見直しで、見栄とか執着を手放したい。
ちなみに、車とテレビは手ばなしました。
思考がスッキリする
部屋に多くのモノがあれば多くのモノに思考が支配されています。
人は管理できる情報量はそれほど多くないと研究でも明らかになっています。
断捨離によってモノが減れば思考をスッキリさせることが可能です。
部屋の無駄なモノをノイズとして取りはらって思考をスッキリと整えるのに断捨離はうってつけなんです。
大切な事に集中できる
時間やお金をコントロールすることは目標や目的を達成するためには必要です。
断捨離によって思考がスッキリすると自分の興味関心に思考を向けることが可能です。
情報が多すぎてなかなか集中できなかったことに集中することができるようになれば成果も出やすくなるでしょう。
自分が夢中になれることに思考を向けることができればライフスタイルがいっそう心地よくなるでしょう。
断捨離の4つのデメリット
- 手間がかかる
- 膨大な時間が必要
- 後から後悔する可能性がある
- 楽しみが減る
手間がかかる
断捨離は大小さまざまなモノを処分していきます。
モノが多ければ多いほど手間がかかることを覚えておきましょう。
処分方法も大きく分けると「売る」、「ゆずる」、「捨てる」の3つに分けられます。
「売る」場合はリサイクルショップに持ち込んだり、あるいはフリマアプリでの販売でもアカウント登録や商品説明の作成などが必要です。
「ゆずる」場合は欲しい人を見つける必要がありますし、「捨てる」場合には仕分けと分別が必要。
いずれにしてもコツコツと手間がかかると言えるでしょう。
膨大な時間が必要
断捨離は手間と同じように膨大な時間がかかります。
モノが多ければ多いほど分別にも時間もかかります。
一度に多くのモノを捨てることは失敗の原因にもなりますのでコツコツと時間を割いて取り組んでいく必要があります。
後から後悔する可能性がある
判断基準を決めずに断捨離をおこなったりすると大切なモノや二度と手に入らないモノを捨ててしまう可能性があります。
後になって「やっぱり捨てなければ・・・」ということが意外と多いです。
大切なモノを手ばなして後悔する前に、基準を明確にしてから断捨離を始めましょう。
楽しみが減る
断捨離をしていると極端にモノを減らしてしまう人もいます。
例えば、趣味やコレクションやなどは捨ててしまうことで1つの楽しみがなくなる可能性があります。
捨てることによって楽しみが減ったり、ストレスをためてしまうのであれば判断基準を見直す必要があります。
私の場合は父が乗らなくなったバイクをいつか乗りたいと思い、楽しみにしていました。
しかし、そのバイクを父が断捨離していた時はがっかりしました。
きちんと伝えておけば良かったと後悔しています。
断捨離の効果のある人と効果のない人
断捨離の効果がある人
モノに執着しやすい人
モノを捨てることに対して強い抵抗がある人やモノを溜め込みがちな人にはオススメできます。
それは断捨離を通じて「物への執着心」を手放し、大きな心の変化を感じることができるからです。
心の負担が軽減され、部屋もスッキリし、生活がよりシンプルになることは心地が良いことです。
過去に囚われやすい人
過去の失敗や出来事に執着している人は、モノを手放すことで心の整理をすることができます。
モノを捨てる行為というのは、心理的な面で「過去の自分と決別」することができます。
過去に囚われずに新しいスタートを切るきっかけにもなりますし、未来に向かって前進しやすくなります。
生活をシンプルにしたい人
複雑な生活や、物にあふれた状態にストレスを感じている人は、断捨離によって生活のシンプルさを追求することが可能です。
物が減ることで家事の負担が軽くなり、時間やエネルギーの節約にもつながります。
結果として、心にゆとりが生まれます。
人が何かを変えるためには環境を変える必要があります。
環境を変える方法としては、主に引越しや転職、断捨離の3つがあげられます。
3つの中でも、一番リスクが低く、手軽な方法が断捨離です。
断捨離をやろうという方はポイントやコツを押さえてから始めることをオススメします。
断捨離の効果がない人
モノが少ない暮らしが苦手な人
モノに囲まれた生活に安心感を感じるタイプの人には断捨離は向いていません。
それは、断捨離をしてもかえって不安やストレスを感じる人も中にはいるからです。
モノが少ないことが逆に「落ち着かない」状態を生み、居心地の悪さを感じてしまうことがあるため、断捨離は効果的ではない場合があります。
無理に断捨離をしようとする人
悩みも少なく、今のライフスタイルに満足している人には断捨離は逆効果なことも。
流行や他人の影響で無理に断捨離をしようとする人も、効果を感じにくいです。
自分の意思ではなく、強制的に物を捨てることはストレスを生むだけでなく、後で後悔することもあります。
断捨離はあくまで「自分のために」行うものなので、他人に影響されて始めても効果は限定的です。
心の整理が目的でない人
断捨離はモノと自分の関係を真剣に見つめ直し、今の自分に適正なモノの量を見極めていく作業です。
不要なモノを手ばなすことだけが断捨離ではありません。
モノを手ばなしていく中での自分の気持ちや価値観の変化に気付くことが重要なのです。。
もし「ただ物を減らしたい」という表面的な目的だけで取り組んでいる場合、深い効果は得られにくいです。
心の変化や内面的な成長を期待していない人にとって、断捨離は単なる片付けで終わってしまうことが多いです。
断捨離で気付きのあるライフスタイルを!
断捨離は単なる片付けではなく、心や生活を見つめ直す貴重な機会です。
モノを整理することで、日々の暮らしに新たな気付きが生まれます。
その中で、自分にとって本当に大切なものが何かを発見することができます。
必要なものだけに囲まれたシンプルな生活は、心に余裕と充実感をもたらし、より豊かな人生を築く第一歩となるでしょう。
断捨離を通して、自分にとって理想のライフスタイルを見つけ、心地よい日常を手に入れてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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