断捨離を始めようと思っているあなたへ。
断捨離の効果がすごいって本当?実際は何からどう始めれば良いの?モノが多いとやる気でないし…。断捨離には効率良く進める方法はあるのかな?
掃除の経験はあるけど断捨離はいまいちよく分からないという人は多いのではないでしょうか。私は2年以上、約3000個のモノを手ばなしてきました。多くの失敗をして沢山のことを学びました。
断捨離にはコツがあり、やみくもに始めても挫折してしまう可能性が高いです。
この記事では「断捨離をスムーズに進めるための方法やコツ、断捨離の順番、断捨離を行う時期」について解説します。
これから断捨離を始めようとしている方は参考にして、断捨離を成功して心地良い暮らしを手に入れていただけたら嬉しいです。
【断捨離】不要品を処分する3つの方法
処分の方法としてはシンプルで以下の3つに分けられます。
- 捨てる
- ゆずる(売る、あげる、寄付する)
- リユース、リメイクす
捨てる
一番シンプルな方法が「捨てる」です。
スピード感があり、気持ち的にもスッキリする一番オススメの方法。
保管しているモノの中で、壊れているモノや本来の機能をはたさないモノを捨てていきます。
捨て方は各自治体の袋を用意して捨てるので非常に手間が少ないのは最大のメリットです。
(大型のゴミなどは各自治体のホームページで捨てる方法を確認して捨てましょう。)
ただ、シンプルな方法がゆえに捨てることが苦手な方には簡単とは言えません。
ゆずる(売る、あげる、寄付する)
捨てることに比べると寄付したり、必要として使ってくれる人にゆずることは気持ち的にも誰かの役に立っているようで良いものです。
ゆずる方法は他にもリサイクルショップに持ち込む方法やフリマアプリを利用して販売する方法などがあります。
リサイクルショップに持ち込む方法は簡単ですがフリマアプリ等を使う場合は初期登録など手間がかかります。
また、フリマアプリの場合は売れるまでに時間がかかることもあり、処分が進まないという場合も考えられます。
最近だと宅配買取と言って不用品を箱に詰めて送るだけという便利なサービスもあります。
ゆずる方法も種類が多いので自分に合った方法を選ぶことが重要でしょう。
リユース、リメイクする
不要品を捨てずに手間と時間をかけて使えるモノにしていくのがリユース、リメイクです。
リユースやリメイクは資源を無駄にしない素敵な方法といえますが、膨大な手間と時間かかかることを考えると私はオススメできません。
私の経験上、断捨離を始める場合、壊れているモノや本来の用途を成さないモノから手ばなしていく方が非常に効率的と考えています。
断捨離を行う順番
次に断捨離を行う順番について解説します。
- 小さい場所から行う
- 場所を小さく分けて行う
- 慣れてきたら範囲を広げる
小さい場所から行う
断捨離を思い付きで始めると、失敗する可能性が高い!
まずは財布やバッグ、小物入れなど自分の身近で小さい場所から始めてみましょう。
小さい場所から始めてみましょう!
- 財布の中(レシート、ポイントカード類)
- かばんの中身(中に入れているほとんど使用しないモノなど)
- 小物入れ(1年以上使用していないモノなど)
ジャンルを分けて行う方法もあります。(衣類、家電、書籍など)
衣類や趣味などで分けるとモノの量が多すぎた場合に途中で心が折れます。
ですから、まずは自分の身近で小さい場所から行い、に慣れ不要なモノを減らすことに慣れていきましょう。
場所を小さく分けて行う
次に場所を小さく分けておこなうことも、失敗しないためのポイントです。
場所を小さく分けておこなう!
例えば・・・
- 玄関の戸棚の中(使っていない靴やメンテナンス道具など)
- 洗面台の棚の中(使わない化粧水やコスメ、タオル類や洗剤類など)
- シンクの下(使わない調理器具や鍋、フライパンなど)
- 引き出しの中(しまってある雑貨類や小物類など)
- テレビ台の中(観ないブルーレイやDVD、ビデオテープなど)
一度に多くのモノを処分してしまうと、大切なモノまで一緒に捨ててしまう可能性があります。
二度と手に入らないモノを捨ててしまうと後悔することがあります。(私は間違って捨ててしまい、失敗経験があります。)
初心者の方は失敗を避けるために場所を小さく分けておこなうと良いでしょう。
慣れてから範囲を広げる
断捨離を続けていると、自分には何が必要で、何が不要なのかが少しずつ分かってきます。
迷いが減り、必要・不要の判断がスムーズにできるようになったら今度は範囲を広げていきましょう!
断捨離を途中でやめてしまったり、大切なモノや思い出の品を捨ててしまわないためにも、慣れてから範囲を広げていくことをオススメします。
断捨離で意識したい3つのコツ
断捨離をおこなう上で意識すべきことは以下の3つです。
- 優先順位を決める
- 「とりあえず取っておくこと」をやめる
- 年間を通して使わなかったものは処分する
優先順位を決める
ご自身の中で何が重要で、何が不要かを明確にしましょう。
自分にとって絶対に捨てられないモノはリスト化したり、場所を分けて保管すると分かりやすいです。
優先順位を明確にしておくことで断捨離がスムーズに進みます。
優先順位の決め方の例
- Tシャツが30枚あり、お気に入り以外の半分は処分する
- 靴が10足あり、1年間で1度も履いていない2足は処分する
- 読んでいない雑誌等は処分し、電子書籍化する
- CDを処分し、サブスクリプションサービスに切り替える
- ヘアワックスや化粧水などのコスメの使わないモノは処分する
上記のように、処分する時に優先順位や基準をある程度決めておくことで、よりスムーズに断捨離を進めることができます!間違って捨ててしまうことの防止にもつながりますので基準を明確にしておきましょう!
「とりあえず取っておくこと」をやめる
モノが捨てられない人は使わないモノでも「とりあえず取っておく」方が多いです。
ついつい「まだ使える」「いつか使うかもしれない」など理由を付けてしまいこんでいます。
必要になる時が分からないなら手ばなすことを意識しましょう。
大切なのは過去でも未来でもなく「今」に基準を合わせることです。
必要なモノを管理したり、探す手間を考えると価値があるうちに手ばなすことでお小遣いができたりして気分も良いものです。
「とりあえず取っておく」でななく「とりあえず手ばなす」方向で断捨離は進めましょう。
「1年間」使わなかったモノは処分する
モノを減らしていくコツとして、「使モわないモノ」は処分しましょう。
日本は四季があるので、衣類をはじめ、こたつやストーブなどの季節によって使い分けるモノもあります。
1年間使用しないモノは、今後も使用することは極めて少ないと考えていいでしょう。
このように、基準を決めて処分を進めることがモノを減らすコツです。
断捨離でモノを仕分ける基準
仕分ける基準は非常にシンプルな方が分かりやすくしておきましょう。
- 「今」必要である:お手入れが簡単で多用途で使い勝手が良い
- 「今」不要である:お手入れも面倒、使い勝手が悪い
「今」必要である
「今」必要なモノは日常的に使用しているので断捨離するモノには含まれません。
毎日使用しているモノや季節ごとに出して使うモノ、アートといった自分の心を癒してくれるモノは捨てずに大事にしましょう。
また、手入れが簡単なモノや多用途で使えるモノ、コンパクトなモノは管理にも負担がかかりません。
自分自身のテンションを上げてくれるモノや時間短縮になるモノは使いやすい場所や目の届く場所に配置すると良いでしょう。
「今」不要である
「今」不要なモノは手ばなすことを意識してみましょう。
特に壊れているモノは直すために時間とお金、手間がかかります
厄介なのが今は不要でも、まだまだ使えるモノの存在です。
この判断がすごく難しく「モノが減らせない、捨てられない」となってしまうことが多いです。
でもよく考えてみると・・・モノは使って機能を発揮してこそ価値があります。
断捨離を行うタイミング
断捨離でおさえるコツや基準は分かったけど、実際に断捨離を始めるタイミングはいつなの?
良い質問ですね!実は断捨離をおこなうには適した時期がありますのでこれから解説していきます。ある程度、時期を決めて行う方法も効果的ですので下記を参考に始めてみてください。
- 引っ越し前に早めに行う
- 衣替えの時期についでに行う
- 年末の大掃除と一緒に行う
引っ越し前に早めに行う
引っ越しは、家中のモノをすべて出して仕分けることができる最大のチャンスです!
モノをすべて出して段ボールに詰める前に必要かどうかを考えてみましょう。
クローゼットの奥深くに忘れていたモノや使わないけど取ってあるモノを見直す絶好の機会となりますので時間をかかえてじっくりと見きわめてください。
手間と時間はかかりますが、不要なモノが減れば引越し料金も下がる可能性がありますし、引越し先で荷物をしまう手間も軽減し、気持ち良く新しい生活をスタートできます。
引っ越しの日時が決まっている場合は、モノを処分する段取りもありますので余裕をもって取り組んでいくことをオススメします。
衣替えの時期についでに行う
衣替えシーズンも断捨離を行うには良い機会と言えます。
人にもよりますが大抵の場合は春と秋と考えると2回程度でしょう。
衣類や靴の入れ替えを行う際に本当に必要なのかを仕分けて処分していきましょう。
また、自分がどのくらい衣類を持っているのか数字を出してみるのも良いでしょう。
数字で把握することで無駄な買い物の予防にもなります。
年末の大掃除と一緒に行う
年に1度の大掃除の際に不要なモノをすべて出して断捨離を行うのも良いでしょう。
ただし、一気にモノを処分してしまうと失敗する可能性がありますので注意が必要です。
ある程度の範囲を決めて順番におこなっていく事で、必要なモノを処分してしまわないように予防ができます。
大掃除の際は普段、目の届かない場所やクローゼットの奥まで意識できると断捨離の効果を得ることができます。
目指すはモノがパンパンに詰まった空間ではなく余裕があるスッキリとした空間を意識してみましょう。
今年の不要なモノは今年のうちに処分できるとスッキリした気持ちで新年を迎えることができるのではないでしょうか。
補足:断捨離はコツコツ続けるのが1番の近道
時間がもったいないから、一気に断捨離を行う人がいますが私的にはおすすめできません。
「どうせやるなら一気に処分したほうが楽でしょ!」という気落ちもよく分かります。
実は私も断捨離を始めた頃は一度に多くモノのを一気に処分した経験があります。
でも、本当は必要なモノや大切なモノまで捨ててしまったりと失敗が多かったんです。
自分が考えている以上に家に中には膨大なモノが詰まっています。
時間をかけてモノとじっくりと向き合いながら減らしていくことが個人的にはオススメです。
買った時の記憶や思い出も振り返りながらじっくりと処分していきましょう。
最後に
断捨離はとにかく要らないモノを捨てれば良いと思っている人が多いです。
しかし、捨てることにだけ焦点をあててしまうとモノを捨てるだけになってしまいます。
モノを捨てる過程で自分自身の癖や価値観などを見直すことで、暮らしを心地良くすることが目的にすると得るモノも多いです。
今回は断捨離をスムーズに進める方法についての解説でした。
断捨離で自分らしいライフスタイルを見つけましょう。
他にも記事を書いていますので参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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