断捨離を始めてみたものの、途中であきらめてしまった…なんてことはありませんか?
モノが捨てれず断捨離がすすまない、捨ててもモノが思うように減らない。断捨離って本当にこの方法で良いの?進め方が間違っているのかもしれない…。
私はもう3年以上、断捨離をして多くのモノを手ばなしてきました。断捨離ではたくさん失敗をしたので情報を共有できればと思います。実は断捨離には失敗しないためのポイントがあります。ポイントを押さえることで大きな失敗をすることなく断捨離を進めていく事が可能です。
本記事は多くの失敗経験をもとに解説しますので参考にしていただければ幸いです。
断捨離が思った以上に進まない人や結局モノが増えてしまったという人は参考にして心地よい暮らしを実現していただけると嬉しいです。
【断捨離あるある】手ばなして失敗した5つの例と対策
断捨離をしたあとで「やっぱり捨てなければよかった」と後悔することが多い5つのモノと対策について解説します。
手ばなしてみて、後から後悔するケースが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
- 日記や手紙
- 写真やアルバム
- 衣類
- マンガ、書籍
- コレクションの品物
日記や手紙
手紙や日記のように手書きのモノは当時の思い出を鮮明にうつす大事なモノ。
安易に捨ててしまうと「やっぱり捨てるべきでなかった」と後悔することが多いです。
断捨離をしている時は「もっとモノを減らしたい」と思うのですが、振り返ってみると後悔が残る場合がありますので慎重に進めましょう。
写真で撮影してデータ化する方法もありますが、手書きの懐かしさや温かさは実物に比べて薄れてしまいます。
写真やアルバム
写真にうつっている当時の記録は、二度と取り戻せるものではありません。
間違って、捨ててしまった場合は深い後悔が残ることが多いです。
卒業アルバムや作文集などのデータ化しにくいモノを処分する際には、じっくりと考えてからおこなうようにしましょう。
もし、処分する際には、データ化するという方法がありますので検討してみてはいかがでしょうか。
データ化することで収納スペースが不要で大量保存も可能です。
クラウド写真保存サービスを利用すると、沢山の写真データを保存することができますよ!
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衣類
モノとして増えやすいのが衣類。
特にお気に入りの服や着心地のよい服を捨ててしまうと「失敗した~やっぱり捨てなければ、、、同じ服はもう売ってないし、、、」と後悔します。
トレンドがあり、入れ替わりも早いため同じモノを手に入れるのは困難になります。
ただ「着ないから」と言う理由で処分してしまうのは少しお待ちください。
「今、着ていないから」という基準は大切ですが、それだけで判断してしまうのは後悔のもと。
着ることは少ない服だけど深い思い入れや、思い出が強く残っているならば時間を空けるなどして、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。
マンガ、書籍
マンガや本は絶版になると手に入りにくいので、手ばなす前によく検討しましょう。
特にお気に入りのモノは、気持ちを高めてくれる効果が期待できますので大切することをオススメします。
いつでも手にはいるマンガや書籍の場合は電子書籍で手軽に管理すると良いでしょう。
電子書籍に切り替えることで本棚が見違えるほどスッキリします。
タブレットやスマホで好きな本が読み放題の場合も多いので読書が好きな方には本当にオススメです。
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コレクションの品物
かつて一生懸命集めたコレクション類は、一度手ばなしてしまうと二度と手に入れるのが困難な場合が多いです。
すでに販売中止になっているモノも多いため、捨てたことを後悔する人が多いです。
コレクションは年数がたてばたつほど、持っている人が減っていきます。
購入時の価格が高く、数量限定など希少価値の高いものは値段が上がりやすい傾向があります。
したがって、手ばなす場合は適当に売るのではなく、販売方法を厳選して、損をしないようにしましょう。
実際に私が断捨離で手ばなしたモノについて参考にどうぞ。
断捨離で失敗しないためのポイント5選
- 一度に多くのモノを捨てない
- 他人のモノを勝手に捨てない
- その時の気分で不要なモノを捨てない
- 適格な処分方法を選ぶ
- 「いつか使うかもしれない」と取っておかない
この5つを意識して処分することで失敗や後悔が少なくなりますので断捨離を行う前に押さえておきましょう!
一度に多くのモノを捨てない
断捨離の際に、一度に多くのモノを捨ててしまうと失敗します。
勢いあまって大切なモノまで捨ててしまわないよう注意が必要です。
注意すべきモノ
- 思い出のつまったモノ
- もう二度と買えないモノ
- お気に入りのモノ
大切なモノを無意識に捨ててしまわないためにも、一気に捨てることはオススメしません。
また、使用頻度が高いモノを捨てると、再び同じモノを購入しなければならなくなります。
高価なモノであれば無駄な出費となってしまいますので気を付けましょう。
捨てる前には必ず確認をする習慣をつけると失敗が減りますよ。
他人のモノを勝手に捨てない
断捨離だからと言って他人のモノを勝手に捨てる人がいますが、トラブルになりますので絶対にやめましょう!
あなたにとって不要なモノでも他人にとっては大切なモノかも知れません。
家族のモノであっても不要だからと言って捨ててしまわず、必ず確認をしてから処分するようにしましょう。
同居する家族や友人等がいて断捨離を行う際には、不要なモノを処分することを周知してから行うようにしましょう。
自分のモノを勝手に捨てられたらかなりショックだよね。だから相手にも絶対にやってはいけないよ。一緒に確認してから捨てよう。
その時の気分で不要なモノを捨てない
断捨離を行っていると必ず「必要」なのか「不要」なのかの判断が付けにくいモノが出てきます。
悩んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
断捨離では不要品を処分する前に判断基準を決めることも有効です。
判断基準を決めておくことで、断捨離中の混乱を防いだり、時間が空いても同じように進めることができます。
更に、不要品の処分がよりスムーズに進んだりと作業効率が上がります。
具体的な判断基準の例として
- 必要なモノ → 場所を決めてまとめておく。
- 不要なモノ → 半年以上使っていないので処分する段ボールに入れる。
- 迷っているモノ → 必要なモノとは別にまとめておき、後から判断する。
なるほどね!基準を明確にしておくことで、作業の効率化が可能だね。次に断捨離をするときも同じ基準で進められるから失敗も防げそうだね!!
適格な処分方法を選ぶ
断捨離を進めていく上で考えなければいけないことが処分方法です。
まだ使えるモノを捨ててしまうのはもったいない。
処分方法はサービスも増えているので、捨てるモノによって使い分けるのがコツ。
間違った処分方法
- 知り合いや友人に無理やり配る
- 使えるモノまでゴミとして捨てる
私の失敗談の1つとして、不要品をフリマアプリだけを利用して販売したことがあります。
全く売れず、断捨離が進まないという状況に陥りました。
フリマアプリでの販売は、売れない限りモノが減らないというデメリットがあります。
- 高価な美術品や楽器など → オークションサイトやフリマアプリで販売する。
- ブランド品など → 宅配買取に依頼して郵送して処分する。
- 雑貨、衣類、靴など → リサイクルショップに持ち込む、フリマアプリで販売する。
- タンスや食器棚など → 不用品回収業者に依頼、又は粗大ゴミとして処分する。
- 使い古したモノや消耗品など → 廃品回収日にゴミとして処分。
断捨離では不要品の種類や状態によって処分方法を分けて考えることが有効です。
「いつか使うかもしれない」と取っておかない
断捨離を始めても、モノが減らない人は「いつか使うかもしれない」と捨てれない人が多いです。
モノを大切にすることは生活するうえで、とても重要。
しかし、その気持ちを大切にしすぎることでモノが減りません。
家の中にしまってあるモノの多くは、まだ使えるモノが多いのではないでしょうか。
実は不要品だけど、まだ使えるモノの処分が一番難しいです。
重要なことは「使えるモノ」ではなく「今、必要なモノ」に目を向けること。
使えるモノでも「今、不要なモノ」は手ばなしていくように心がけてみてください。
確かにしまってあるモノって使えるモノが多い。いつか使うかも知れないと思って処分できないと結局モノが減らせないんだよな。
断捨離の前にやるべきことはゴールと計画を設定しよう
とにかくモノを減らしたいのに計画なんて必要ある?計画と言っても立て方も分からないし、どうすれば良いの?
初めて断捨離をおこなう人は計画と言われてもイメージがつかないのは当然のこと。
分かりやすく言うと、ゴールのないマラソンと言えば分かりやすいでしょうか。
本当にあるかどうかも分からないゴールへひたすら走り続けるマラソンに参加しようと思う人は誰もいませんよね。
断捨離も同じでゴール(目標)とコース(計画)を立てることで確実にゴールへ向かって進んでいくことが大切なんです。
目的設定
どんな部屋にして、どんな生活を送りたいのかを具体的にイメージして書き出しましょう。
ゴールを決めずに出発してもゴールにはたどり着けませんので、まずは最初にゴールを決めましょう。
雑誌の切り抜きでも良いですし、絵でも写真でも良いので自分のシンプルな暮らしをイメージできるモノを準備して目につく所に置きます。
私の場合は写真をスマホのロック画面に設定して目につくようにしました。
「そこまで本格的にやらないよ」って人は自己流でも良いと思います。
計画
断捨離を始めるのに大切なことは以下の3つです。
- どこから始めるか?
- どのくらいのペースで行うか?
- いつまでにやりとげるか?
基礎知識をつけて計画的に実行することが最速でゴールに行ける方法です。
大事なことは目的に向かってコツコツと継続すること。
補足:無理は禁物【続かなくなります】
シンプルな生活の実現にはコツコツと続けることが大切です。
一気に行った方が良いという意見もありますが、私は一気に断捨離を行い、大事なモノまで捨ててしまったことがあるのでじっくりと行うことをオススメしています。
無理をすると目標を見失ったり、モノと向き合うことが面倒になります。
断捨離を継続していくことやシンプルな暮らしを維持していくためにも継続することは欠かせないので無理なく小さく始めていきましょう。
断捨離を失敗(リバウンド)しないために基本を押さえよう
本を通して、最低限の片付けや断捨離の知識とモチベーションアップを目指しましょう。
20冊以上読んだ私がおすすめする本はこちらの記事で紹介しています。
注意点:片付けや断捨離の本を買いあさっても意味はないです
最低限のや考え方を参考に自分の断捨離に当てはめていけば良いのです。
世の中には片付けや断捨離本が多く出回っていますが、買いまくっても劇的な変化はないでしょう。
本を買いまくる人がいますが、重要なことはどの本にも同じようなことが書いています。
大切なことは本質×行動×継続です。
多くの人が断捨離をおこない、途中で挫折してしまうのは継続できないからです。本質を見きわめて行動を継続した先に理想の暮らしがあります。
最後に・・・
今回は、断捨離の手ばなして失敗した5つの例と対策や失敗をさける5つのポイント、断捨離前にゴールと計画を立てる重要性ついて解説しました。
断捨離を始める理由は人によって違いますが、失敗をさけるポイントはある程度決まっています。
記事を参考にして効率の良い断捨離を心がけてください。
また、断捨離は短距離走ではなく、長距離走のイメージを持ちましょう。
人によってモノの量は異なりますし、スピードも違います。
目標を立てて計画的にコツコツと取り組んでいきましょう。
今回は以上です。
他にも記事を書いていますので良ければ参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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