困ったくん札幌市の生活ってぶっちゃけどうなの？メリットとデメリットが知りたい。
DON札幌に住んでもう少しで15年になる私が感じたメリット、デメリットについてぶっちゃけます。
移住を考えたことがある人なら「札幌に一度は住んでみたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。
本記事では北海道“札幌市”に住むメリットとデメリット、実際に私が住んでみて驚いたことや感じたことについて素直にお伝えします。
記事を参考にして、地方移住の参考にしていたたけたら嬉しいです。
- 札幌市に移住を考えている人
- 札幌市に住むメリット・デメリットが知りたい人
- 札幌市に住んでいる人の生の声が聞きたい人
札幌市に移住して感じたこと
冬はとにかく寒い
移住してもうすぐ15年になりますが、毎年「冬は寒いな」と思います。
本州の東北地方出身で、寒さには慣れているはずなのですが寒さのレベルが違います。
北海道の冬は最高気温がマイナスの日は普通。
最高気温が1℃なら「今日は暖かいね！」なんて会話になります。
はじめは、見慣れない雪を見ながらワクワクしていたのが懐かしい。
札幌市は思っていた以上に便利
北海道は海に囲まれているので、東京や大阪に比べると不便かも？と思う人がいると思います。
しかし、札幌市には地下鉄もバスもJRもあり、中心部はとても便利です。
札幌市の地下鉄駅付近に住めば車がなくても生活が可能です。
私も実際に車を手ばなしましたが、不便さは無いと言ったらウソですが、少ないです。
また、冬はJRやバスが雪の影響を受けて遅延が発生することが多々あります。
地下鉄は遅延などの影響を受けにくいのでとても助かります。
大自然が近い
札幌市内から車で1時間ほど走ると大自然が広がっています。
「はて～しない～大空と・・・」と言うように広い空、海、山、川の全てが揃っています。
アウトドアやスポーツなど野外での趣味がある人にはオススメです。
コンサートやフェスなどのイベントも開催されますので年中楽しむことができます。
札幌市に移住するメリット
住み始めてからもうすぐ15年になります。
当時から比べて感じることも変わってきましたのでそれも含めてご紹介します。
- 東京都心部に比べて家賃が安い
- 食べ物が美味しい
- 国際空港が近い
- 満員電車がほとんどない
- 夏は比較的涼しい
- 身近に大自然を感じることができる
- ウインタースポーツを長く楽しめる
1.東京都心部に比べて家賃が安い
東京都心部に比べると約6割ほど安いです。
全国的に見ると47都道府県中16位と決して最安とは言いきれません。
≫ 全国の家賃相場は全国47都道府県家賃相場ランキングを参考にどうぞ。
私が借りているマンションの家賃は約50,000円です。
明らかに都心部に比べると安いと言えます。
2.食べ物が美味しい
美味しいものが多い街ランキングでいつも上位に入るのが北海道ですよね。
ランキングでは食べ物全般の〈料理・食材〉がおいしい都道府県として全国の7割の人が北海道を選んでいます。
札幌市はランキングでも上位に入っているので間違いなく美味しいものが多いと言えます。
≫ ランキングについては食事が食べ物が美味しい都道府県ランキングを参考にどうぞ。
3.国際空港が近い
札幌市には丘珠空港があり、皆さんが良く耳にするのは新千歳空港でしょう。
新千歳空港は北海道で唯一の国際空港で千歳市と苫小牧市にまたがって所在しています。
北海道の玄関口として国内外を問わず多くの人が出入りしています。
札幌市からは電車で40分程度と便利な場所に位置しています。
北海道内のお土産のみならず、北海道全土の美味しい食べ物も集まっています。
飛行機を利用する際だけでなく、美味しいモノを食べに空港に行くこともあります。
詳しくは新千歳空港のホームページを参考にしてください。
4.満員電車がほとんどない
札幌市は人口195万人。
東京に比べて人口が約7分の1程度ですが思った以上に電車や地下鉄は混雑が少ないイメージがあります。
札幌市では主に電車、地下鉄、バスが利用されています。
出勤と帰宅の時間帯は混み合うことはありますが満員と感じたことはありません。
5.身近に大自然を感じることができる
実際に住んでみて感じましたが、札幌市は緑が多いと感じました。
人口195万人の大都市にしては公園など綺麗に整備されています。
車で1時間も走ると支笏洞爺国立公園に行けます。
政令指定都市に住んでいながら、こんなに近くで北海道の大自然を感じられることに感動しました。
札幌市からは遠いのですが知床は2005年に第29回ユネスコ世界遺産委員会で「自然遺産」に登録されています。
富士山と共に人生で1度は行くべき身近な世界遺産です。
本州にはいないキタキツネやエゾヒグマに出会えるかもしれません。
≫ 良ければ北海道オススメ観光スポットで行きたい場所を見つけてみてください。
6.夏は比較的涼しい
札幌市は暖かい季節は6月から 9月末くらいまでの3か月程度です。
夜の気温が30℃を超えることはほとんどありません。
真夏は日中の気温が30℃を超えますが、夜は20℃前後まで気温が下がることが多いです。
とても過ごしやすいです。
7.ウインタースポーツを長く楽しめる
札幌市は冬期間が6か月間と非常に長いです。
長い間スケートやスキー、スノーボード等のウインタースポーツが楽しめます。
市内にはスキー場もたくさん点在しており、リゾート地までの交通網も整っているのでウインタースポーツされる方にとってはかなり便利です。
雪質は世界でもトップクラスのパウダースノー、スキーやスノーボードをされる方なら1度は体験してみてはいかがでしょうか。
札幌市に移住するデメリット
- 冬はとにかく寒い
- 除雪が大変
- 荷物が届くのに時間がかかる
- 冬はバイクや自転車に乗れない
- 雪道の運転は危険
1.冬はとにかく寒い
冬はとにかく寒いです！
1日のうち最高気温がマイナスの日が何日も続くこともあります。
寒い季節は、10月から4月までの半年と長いです。
寒さが苦手な人にはつらい時期となるでしょう。
ただ、北海道の住宅には寒さ対策がされていますので、そこはご安心を。
窓は二重窓ですし、石油ストーブやエアコンも冬仕様となっているところが多いです。
除雪が大変
札幌では平均降雪量が4m79cmです。
ほぼ5ｍで、例えるとタクシーの全長ほどです。
180万人以上の人が暮らす大都市で、これほどたくさんの雪が降るのは世界でも珍しいそうです。
雪が降り続いた翌朝には車の雪下ろしや雪かきで30分以上の時間がとられます。
雪が少ない日でも雪かきはやらないといけないので除雪は本当に大変です。
ただ、車を持たない人や集合住宅（マンション）なら気にする必要がないのでオススメ。
北海道に引っ越してきた時に驚いたのですが北海道では天気予報と一緒に雪かき情報も放送されます。
北海道に住むの人は天気予報とその除雪情報を確認しながら雪かきをします。
荷物が届くのに時間がかかる
周りが海に囲まれているので本州に比べると時間がかかります。
物によりますが翌々日から5日後と考えておけば良いと思います。
私はネットで買い物をすることが多いのですが不便を感じたことはありません。
人によってはストレスを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
それよりも離島扱いで送料が発生することがありますので送料については事前に確認しましょう。
冬はバイクや自転車に乗れない
冬になると道路の除雪はされますが、路面がつるつるですのでバイクや自転車には乗れません。
バイクに関しては郵便配達員の方だけはスパイクタイヤをはいて配達をしています。
自転車は、たまに地元住民の強者が自転車に乗っているのを見かけますが危険です。
ツーリングやサイクリングが好きな方にとっては長く感じるのでないでしょうか。
雪道の運転は危険
実際に運転をしてみて感じたことはこの２つ。
札幌市は雪が降っても除雪車が幹線道路を中心に除雪をしてくれます。
しかし、除雪された路面はつるつるアイスバーンの場合が多いです。
急ブレーキをかけたら車はコントロールできず、ハンドルはプラプラ、ブレーキが効かない状態に。
事故が多いと感じます。
運転に自信がない人の中には、冬は車に乗らずに生活をして、雪が溶けたら再び車に乗るという人もいます。
慣れたからこそ慎重な運転を意識することが大切です。
雪道でも慣れてくると平気で時速70～80㎞くらいで走っている車も見かけます。
周りがそのスピードで走っているから同じスピードで走ると事故にあうかもしれません。
路面状況だけでなく周りの車の状況を見ながら運転できることが重要です。
≫ 冬道の運転についてはJAF 雪道の運転の仕方を参考にしましょう。
最後に・・・
札幌市に住むうえでのメリットやデメリットについて解説しました。
都会と大自然の両方を満喫できる。
春夏秋冬とメリハリのある四季を感じられるのも魅力。
本州に比べると冬は長くて寒いなどなど。
不便なイメージもありますが、個人的にはコンパクトで住みやすい街だと思います。
住む地域が変われば自身のライフスタイルも変化し、その変化は良い意味で自分の経験という財産になります。
ただ注意点として引っ越を決定する前に、徹底的に調べましょう。
今回は以上になります。
他にも記事を書いていますので参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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